お客様から多数の驚きの声を頂いております。一部をご紹介させていただきます。
504号室の天井から漏水していることを居住者さんから報告を受け、管理会社に相談。漏水調査の対応が可能な会社を紹介してもらいました。
1度めの散水試験。予定していた日に雨が降ってしまい、1週間後ろだおしで試験を開始しました。調査を担当してくれた会社さんは、屋上から外壁まで、2日にわたって調査してくれましたが、結果、原因箇所は見つからず・・・。504号室の居住者さんのあせりやいらだちはピークに達し、私たち理事会は、どうすればいいのか皆目検討がつかない状況でした。
藁にもすがる思いで、10年前に大規模修繕を依頼した施工会社に相談してみると、山本工業さんの電気抵抗診断機について教えてくれました。
早速連絡し、いままでの修繕履歴や建物の図面などの資料を渡して調査を依頼しました。担当してくれた方は、すぐにマンション内をまわって、図面に書き込みをしながら劣化の状況を確認してくれました。
3日後、電気抵抗診断機を使っての調査がはじまりました。スタッフの方はびっしり書き込みが入った図面を持って、手際よく動いていました。調査がはじまって、40分くらいたったころ、屋上から「反応ありました!」という声が。屋上の壁下にあったひび割れ部分が原因箇所だったのです。
「散水試験のときも、この部分に水を流しこんだはずだったのに、どうしてわからなかったんでしょうか?」と聞くと、「今回の漏水は、おそらく雨ではなかったのだと思います。散水試験は、大雨を想定した調査なので、発見できなかったのかもしれないですね」と仰っていました。そのあと、素人でもわかりやすいように、報告書をもとに今後の工事について提案してくれて、無事漏水を止めることができました。504号室の居住者さんも喜んでくれ、私たち理事会もひと安心。ほんとうにありがとうございました。
前回雨漏りが発生したとき、とてもきれいに直っていたので安心していましたが、しばらくたって、雨が降った次の日にまた再発してしまいました。管理会社がすぐ対応してくれましたが、やっぱり直らず…。
山本工業さんに調査をお願いしたところ、屋根の「笠木」という部分の取り付け不具合が原因でした。
「水は高いところから低いところに流れますから、低い部分、つまり室内だけに処置を施していても、抜本的な解決にはなりません。
水の入り口になっている高い部分、今回で言うと屋上の笠木にも処置を施さないといけません。
間違った補修を繰り返すと、取り返しのつかないことになってしまいます。間に合って良かったですね」と担当の方。
その後、雨や雪の日のあとに漏水が起こることもなくなり、安心して暮らしています。ありがとうございました。